4. いろいろなセンサ

センサにはさまざまな特性のものが存在する。(秋月電子通商 > センサ一般)これらのセンサーの特性を理解して応用することがフィジカルコンピューティングにおいても重要になる。主なものを以下にあげる。

 

光センサ(Cds)

Cds(硫化カドミウム)を使用しており、光の強さに応じて電気抵抗が低下する抵抗器。可視光に対して反応する特性を持つ。

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光センサ(焦電型赤外線)

赤外線を含む光を検出する焦電素子を使用したセンサー。人体の発する赤外線に反応するため、防犯用のセンサーに多く用いられている。

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温度センサ(IC型)

温度によって電圧が変化する。

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加速度センサ(3軸)

XYZ方向の加速度に合わせてアナログ電圧を出力する。WiiリモコンiPhoneなどにも利用されている。

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方位センサ(デジタルコンパス)

地磁気を検知し方位を出力する。iPhoneなどに用いられており、GPSやGoogle Map等と連動することでナビゲーションに役立てられている。

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距離センサ(赤外線方式)

距離に応じたアナログ電圧を出力する。

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曲げセンサ

曲げると抵抗値が高くなる。

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音センサ(マイク)

エレクトレット・コンデンサー・マイクロフォン。

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イメージセンサ(撮像素子) = カメラ

光学式を除く磁気テープ方式のカメラや現在のデジタルビデオカメラ、写真用のデジタルカメラ、携帯電話のカメラ等にはすべて撮像素子と呼ばれる半導体によって光を電気信号に変換されている。

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他のセンサーとは異なり、出力である映像信号を介し、入力した撮影画像をプログラムで解析して利用する。