Blender基礎

いろいろな3DCGソフトウェア

3DCGを制作するためのソフトウェアには、用途や機能が異なる大変多くの種類ものが存在する。最近では設計に用いられるCADも平面図面だけでなく3D機能があるものも多い。

以下は、特に映像制作に用いられる3DCGソフトウェア。一般に統合型3DCGソフトウェアと呼ばれるもので、モデリング、アニメーション、レンダリング等、3DCG映像の一連の制作がひとつのソフトウェアで行うことができる。

・Maya
・3dsmax
・Lightwave3D
・Cinema 4D
・Blender
・Shade

ソフトウェアの価格も安いものでは数万程度から高いものでは数十万クラスで、プラグイン(追加機能)を考えると数百万以上の投資が必要になる。これでも一昔前より機能に対する価格は下がってきている。また、無料で使えるソフトやアカデミック向けに安価に購入できるものもあるので学習のためには十分な環境が揃ってきていると言える。

 

<アカデミック版の参考価格> ※2012年調べ

Autodesk Education Comunity 学生であれば無料でほとんどのソフトを使うことができる。利用期間などは調査中。

Autodesk Entertainment Creation Suite 60ケ月 ¥70,000(¥14,000/年)
上記には、Maya、3dsmax、Softimage、Mudbox、Motionbuilder等が含まれたもの
これは教員向けか?調査中

Lightwave ¥40,000 期限なし(卒業後も使えるかは不明)

・Cinema 4D 学生無償版と有償版(18ヶ月 ¥21,000)がある
映像業界を目指すのなら3dsmaxやMayaを使えることは有利かもしれないが、そうでなければCinema 4Dの学生無償版をおすすめする。40万円近いソフトが無償で使うことができる。(参考:Cinema 4Dを選ぶ理由

・Shade Pro ¥40,000 / Standard ¥20,000 期限なし(卒業後も使えるかは不明)

 

また3Dソフトには、上記に挙げているモデリング、アニメーション、レンダリングという映像出力までの行程を行える統合型3Dソフトと呼ばれるものと、 Rhinocerosのようにモデリングのみに特化したしたソフト、Poserのように3Dキャラクターを作成するソフト、Bryceのように景観を作成 するソフトなどがある。


Autodesk Maya


Poser


Bryce

3DCGソフトウェアの選択基準に関しては、「みんなの3DCGウェブサイト」に詳細に掲載されているので、そちらも参照するとよい。