バッテリーの取り外しは下図の紫で囲んだ部分を押す。カメラ動作中にバッテリーを取り外したりしないこと。
XF100では録画メディアとしてコンパクトフラッシュを用いる。XF100には2つのコンパクトフラッシュを同時に装着することができる。一方のコンパクトフラッシュの空き容量がなくなった時点でもう一方へ自動的に切り替える「リレー記録」や、2つに同時録画することでメディアの不具合による録画ミスを防ぐことができる「ダブルスロット記録」の機能がある。
上図左はスロットカバーを開いた状態。上図右はスロットカバーを閉めた状態。
下図は電源スイッチ。左にスライドすると撮影モード。右にスライドすると再生モード。
XF100には録画ボタンとズームボタンが2カ所にある。通常の手持ちや三脚撮影(下図右)の他、ローアングルでの操作(下図左)も行うことができる。
アイリス、ゲイン、シャッターは下図のボタンを押して、オートとマニュアルを切替え、カスタムダイヤルを使って調整することができる。
ホワイトバランスは、下図のWBボタンを押してオートからマニュアルに切替えて、カメラに基準となる白紙をかざした上で下図一番右側のボタンを押す。
下図のリングを使って、フォーカス、ズーム、アイリスの調整することができる。デフォルトでは60cm〜∞のフォーカス範囲だが、フォーカスリミット設定を解除すれば2cm〜∞のマクロ撮影が可能になる。
フォーカスの調整は、⑤のリングを使ったマニュアル操作の他、以下のようにいくつかのオートフォーカスモードがある。
MF(マニュアルフォーカス):フォーカスをリングで操作する。液晶モニター上にはMF + フォーカス距離が表示。切替にはリング横のAF/MFボタンを押す。
Normal AF(オートフォーカス):液晶モニター上には何も表示されない。切替にはリング横のAF/MFボタンを押す。
Medium AF:Normalよりもフォーカスの合うスピードが早い。液晶モニターには「M.AF」と表示。
High AF:高速にフォーカスが動く。液晶モニターには「S.AF」と表示。
Face AF(Face Priority):顔追跡を優先してフォーカスする。顔がない場合は通常のAF。液晶モニターには上述の表示に追加して顔アイコンが表示される。Face AFを有効にするためには、カスタムキーを長押ししてカスタムキーの設定をFace AFにした上でカスタムキーを何度か押せばFace Pri.とFace onlyも切り替えることができる。
Face AF(Face only):顔がない場合はマニュアルフォーカス。たぶんマニュアルフォーカスモードでのみ動作。要調査。
XF100ではフォーカス以外のアイリス、ゲイン、シャッタースピード、ホワイトバランスがオートになるフルオートモードが用意されている。通常は下図をM(マニュアル撮影モード)にしているが、FULL AUTOにスライドすることでフルオートモードで撮影することができる。
近年のカメラには業務レベルでも液晶モニターが搭載されるようになっているが、液晶モニターが見えにい明るい屋外での撮影や液晶モニターの明かりが邪魔になる暗い場所での撮影にはビューファインダーを用いる。ビューファインダー下部には視度調整がついているので、ビューファインダーのフォーカスがズレている場合や眼鏡をかけている人はここで調整を行う。
撮影した映像を確認したい場合は、わざわざ再生モード(電源スイッチMEDIA側)にしなくても、下図のINDEXボタン(レックレビューボタン)を押すことで、直前に撮影した映像をすばやく確認することができる。