ゲストユーザでログインした場合は、Dockにアプリケーションアイコンが表示されない。デスクトップ右上の虫眼鏡アイコン(Spotlight)をクリックして、premiereと入力するとPremiere Pro CS 5.5が表示されるのでクリックして起動。
映像編集データには、編集のプロジェクトデータ、素材映像データ、静止画データ、音楽データなど複数のファイルを取り扱うので、データがPC上でどのように管理されているかを理解しながら作業を行う必要がある。
まず、Premiereを起動すると上図のウィンドウが表示されるので、新規プロジェクトをクリックする。
上図の名前をedit1のように自分でわかりやすい名称に変更する。プロジェクト名はバージョン管理しやすいように番号を付加するとよい。
次に参照をクリックしてプロジェクトファイルの保存場所を、すでに作成した編集データ用のフォルダに設定(下図)する。
下図のように、「場所」と「名前」が以下のように変更されたことを確認して、OKボタンを押す。
プリセットはどのようなフォーマットの映像を制作するかによって、様々なプリセットが用意されている。
XF100のデフォルトの映像フォーマットは以下のようになる。
データ形式:MXFデータ
サイズ:1920×1080
ピクセル縦横比:1.0
フレームレート:29.97fps
フィールドオーダー:奇数
音声:48kHz、16bit、ステレオ
今回の編集では上記のフォーマットに合わせて下図のようにAVCHD > 1080i > AVCHD 1080i30(60i)を選択する。
次にトラックに切り替えて、トラックの追加、削除を行う。
デフォルトの状態では5.1chのトラックなど、今回の演習では不必要なものがあるので以下のトラックのみ作成する。
モノラル:2(MXFのマルチトラック用)
ステレオ:2(BGM、予備用)
5.1:0
OKボタンを押すと作成したシーケンスのタイムライン、プログラムモニター等を含むワークスペース(下図)が表示される。
※シーケンスとは、タイムラインを含む編集セットを表す。一昔前のPremiereでは一つのシーケンス=一つのタイムラインしか持つことができなかったが、最新のPremiereでは複数のシーケンス=複数のタイムラインを作成することができる。シーケンス同士は入れ子にすることができ、異なるプリセットのシーケンスを混在することもできる。シーケンスを使えば入り組んだ編集状態を階層化することで、効率的な作業を行うことができる。ただし、初心者はシーケンスの概念を理解するには時間を要するので、ひとまず一つのシーケンス(タイムライン)の作業に慣れてからその概念を理解していくほうがよい。